[ミラノ/ローマ 8日 ロイター] - イタリアの銀行が、経営難に陥っているポポラーレ・ディ・ビチェンツァとベネト・バンカ救済への参加を検討していることが、複数の関係筋の話で明らかになった。

2行は、欧州連合(EU)当局が救済条件として求めている12億ユーロ(14億ドル)の民間資本の調達に苦慮している。

ある関係筋によると、国内の健全な銀行と政府は、各行がそれぞれの預金規模に応じて救済金を拠出することを検討している。一部の主要銀行は他の銀行の参加を条件に、この案に合意しているという。

別の関係筋によると、インテサ・サンパオロ<ISP.MI>とウニクレディト<CRDI.MI>が参加すれば、他の銀行の参加も期待できるため、政府は2行に参加を強く促しているという。

インテサ・サンパオロとウニクレディトからのコメントは得られていない。

2行は合わせて64億ユーロの資本を必要としている。イタリアの金融機関は2行に既に34億ユーロを注入しており、追加注入は行わないとの立場をこれまで示していた。

しかし、関係筋の1人によると、2行が清算される事態となれば、はるかに大きな影響が及ぶとの懸念が他行の間にはあるもようだ。2行が清算された場合、他の銀行は預金保護基金への拠出を増やすことが求められる。