[8日 ロイター] - <為替> 欧州中央銀行(ECB)の金利据え置き決定を受け、ユーロが対ドルで値下がりした。コミー前米連邦捜査局(FBI)長官の議会証言が続く中、ドルは対通貨バスケットで底堅く推移した。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続落した。英国のメイ首相が政権基盤の強化を賭けて臨む英総選挙が投票日を迎える中で、FT100種<.FTSE>は約3週間ぶりの安値に落ち込んだ。

世論調査によると、メイ首相率いる保守党は勝利すると見込まれるが、英国の欧州連合(EU)離脱を決めた昨年の国民投票が事前予想を裏切る結果になったことを踏まえ、投資家はあらゆる事態に備えようとしている。

ガスのセントリカ<CNA.L>と電力のSSE<SSE.L>はこの日、FT100種の構成銘柄の中で上昇率トップ10に入った。総選挙に当たって、各党からエネルギー価格に対するキャップ制導入や、これら企業の国有化などの公約が掲げられたことから、両社の株価はここ数週間、下落基調にあった。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。欧州中央銀行(ECB)が利下げ打ち止めを表明し、英国が総選挙の投票日を迎える中で、不安定な値動きが続いた。銀行株や鉱業株は堅調で相場を下支えした。

ECBがユーロ圏の物価見通しを引き下げる一方で、利下げ打ち止めの方針を示したことを受けて、欧州600種銀行株指数<.SX7P>は一時、この日の最安値まで値下がりする場面もあった。ユーロ圏の銀行株<.SX7E>も一時値下がりした。

ただ、欧州とユーロ圏の銀行株は<.SX7P><.SX7E>は、スペインのバンコ・ポピュラール<POP.MC>を同業のサンタンデール銀行<SAN.MC>が救済するとしたことが引き続き好感されたことなどで、最終的には上昇して引けた。イタリアのヴェネト州の地方金融機関の救済に向け、政府と銀行業界が協力するとの報道でイタリアの銀行株が持ち直したことも好感された。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 国債利回りが軒並み下がり、数カ月ぶりの低水準を記録した。欧州中央銀行(ECB)がインフレ見通しを引き下げたほか、テーパリング(資産買い入れの段階的縮小)について協議しなかったと明らかにしたことが利回りを押し下げた。

独10年債利回り<DE10YT=TWEB>は一時、6週間ぶりの水準となる0.244%に低下。その後は0.26%まで戻した。

仏10年債利回り<FR10YT=TWEB>は3ベーシスポイント(bp)低下の0.64%と、1月以来の水準をつけた。

南欧諸国の国債利回りも低下。スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は1月以来の水準となる1.47%に下がった。

イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>は12bp低下と、1日の低下幅としては昨年12月以来の大きさを記録。独10年債との利回り格差は1週間ぶりの水準となる191bpに縮小した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]