[東京 9日 ロイター] - 世耕弘成経済産業相は9日、閣議後の会見で、経産省がエネルギー基本計画見直しで原発新増設の必要性の明記を検討するとの一部報道について、検討の仕方やスケジュールについては現在議論している段階であると述べ、報道を否定した。

9日付日経新聞は、経産省が月内にも省内に有識者会議を立ち上げ、基本計画の見直しに着手するなどと報じた。これに対し同相は、6月に有識者会議を立ち上げるということはありえないとし、「全く事実無根の記事。完全に否定する」と述べた。

基本計画は法律に基づき、3年ごとの検討の中で、「今どの程度の環境変化が起こっているのかということもにらみながら、これからスケジュールや検討体制を考えていく」とした。

原発の新増設に関する考えを聞かれ同相は「有識者にしっかり検討いただいたうえで、エネルギー情勢なども見て判断をしていく。現時点では、新増設、リプレイスということは全く考えていない」と答えた。

(宮崎亜巳)