6月6日、アラブ諸国が次から次へとカタールと国交断絶を発表するなか、小さな君主国家カタールの主要衛星テレビ局、アルジャジーラは他の放送局と同じようには反応しなかった。写真は同局のロゴ。仏カンヌで昨年10月撮影(2017年 ロイター/Eric Gaillard)

[カイロ 6日 ロイター] - アラブ諸国が次から次へとカタールと国交断絶を発表するなか、小さな君主国家カタールの主要衛星テレビ局、アルジャジーラは他の放送局と同じようには反応しなかった。ニュース自体は画面で流したものの、司会者は何もコメントしなかった。

 アルジャジーラがようやくこの話題に触れたのは、カタール外務省が、同国を監督下に置くことを狙った、うそとでっち上げのキャンペーンに直面しているとの声明を発表したときだった。

「これは2014年から計画されていたことたが、リヤドでの首脳会談後に発表された」と、アルジャジーラが数多く抱えるカタール人専門家の1人は、先月のトランプ米大統領が出席した会合に言及し、このように語った。

 中東主要国は5日、イスラム過激派とイランを支援しているとして、カタールと国交を断絶した。サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが足並みをそろえて断交を発表し、イエメン、リビア東部を拠点とする暫定政府、モルジブがそれに続いた。

 アルジャジーラはこれら国々による声明やコメントには注目せず、代わりに、米国とトルコの外相とイランのロウハニ大統領の顧問による発言に放送時間を割いた。すべて対話を求める内容だった。