[ブエノスアイレス 8日 ロイター] - アルゼンチンを訪問したドイツのメルケル首相は8日、欧州連合(EU)が南米南部共同市場(メルコスル)との自由貿易協定(FTA)を希望するなら、EU側の譲歩が必要であるとの認識を明らかにした。

アルゼンチンのマクリ大統領との会談後の記者会見で、EUとの早期FTA締結を求めるアルゼンチンを支持すると述べ、FTA交渉が「大きく進展している」と語った。

また「FTA交渉は大抵困難なもので、ドイツは常にたやすい交渉相手とは限らない」とした上で、「FTAを締結する意志があるなら、われわれ(EU)も歩み寄る必要がある」と発言。譲歩は慎重な交渉の上で行うべきであり、EUとメルコスルの双方の痛みを伴う可能性があるとの認識を示した。  

さらに「やるべきことが残っているのは確かだが、この任務は果たすべきだと考えている」と明言した。