[ウィーン 9日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーであるノボトニー・オーストリア中銀総裁は9日、ユーロ圏のインフレを巡るリスクバランスは鈍化の可能性を示唆しており、このことがECBの金融政策決定を複雑にするとの認識を示した。とりわけ、ユーロが上昇すればインフレ鈍化のリスクが高まると指摘した。

総裁は記者会見で「(インフレは)上振れリスクよりも下振れリスクのほうが多く、これはECBの政策にとって大きな課題だ」と述べた。