今週発表&発売のファーウェイのSIMフリースマホ「HUAWEI P10」「HUAWEI P10 Plus」「HUAWEI P10 lite」。

 P10に搭載されているLeicaのレンズが「SUMMARIT-H 1:2.2/27 ASPH.」に対し(従来モデルのP9/Mate 9も同様)、P10 Plusは「SUMMILUX-H 1:1.8/27 ASPH.」となったほか、P10/P10 PlusともにインカメラもLeicaレンズになるなど、カメラ好きの注目を集めている。一方、高コスパという意味ではP10 liteだ。各機種のレビュー記事はASCII.jpにも順次掲載するが、まずは発表会での写真を中心にお届けする。

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4色のカラバリが用意されているHUAWEI P10

印象的なカラバリや背面の処理にも注目!
Leicaダブルレンズカメラ搭載の「HUAWEI P10/P10 Plus」

 P10とP10 Plusについては、ディスプレーとカメラ以外のスペック、筐体デザインはほぼ共通(P10 Plusのみ生活防水レベルの防滴にも対応)。そのディスプレーは、P10がフルHD解像度の5.1型液晶で、P10 PlusはWQHD解像度の5.5型液晶。超狭額縁設計により、横幅はそれぞれ69.3mmと74.2mm。P10のコンパクトさが印象的だが、P10 Plusも同じ画面サイズのiPhone 7 Plusと比べれば(横幅77.9mm)、一回り以上小さい印象だ。

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まずはP10 Plusから。狭額縁で5.5型と言ってもそれほど大きさを感じない
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PANTONEイチオシのグリーナリー。そしてこれが噂のSUMMILUX-Hの名前が付いたレンズだ

 コンパクトスマホ派にはP10が気になるところだが、レンズとディスプレーの性能差に加え、価格が税抜7000円と案外小さいことを考えると(P10は税抜6万5800円、P10 Plusは税抜7万2800円)、今回はP10 Plusにお買い得さを感じるのは確かだろう。

 デザインに話を戻すと、四隅や側面を含めて、かなり丸みを帯びた筐体となった。丸みを帯びつつもソリッド感もあったP9と比べると印象は異なるが、持ちやすいという意味ではさらに良くなったと言える。

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側面まで一体化された金属筐体を採用。前面は2.5D加工のガラスだ

 P10/P10 Plusのチョイスとともに悩ましいのがカラバリの選択。P10はダズリングブルー/プレステージゴールド/ミスティックシルバー/グラファイトブラックの4色で、ダズリングブルーがPANTONEの監修色。P10 Plusはグリーナリー/ダズリングゴールドの2色で、グリーナリーがPANTONEの監修色。

 カラバリは好きなのを選べばいいじゃないかと思うかもしれないが、実は背面の処理に違いがあり、P10のダズリングブルーとP10 Plusのダズリングゴールドのみが、新しく採用されたハイパーダイヤモンドカット加工となっている(それ以外は一般的な滑らかなサンドブラスト加工)。このハイパーダイヤモンドカット加工、表面に非常に細かな凹凸を付けることで、滑りにくくするとともに、手触りも単純なザラザラではない気持ちよさを感じる。個人的にこの背面のモデルを選びたいという印象だ。

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ハイパーダイヤモンドカット加工のP10 Plusのダズリングゴールド。写真でもわかるように非常に細かな凹凸がある
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加工の違いは明白

 そのほかP10とP10 Plusの共通のスペックは、CPUがHUAWEI Kirin 960(2.4GHz+1.8GHz)、4GBメモリー、64GBストレージ、Android 7.0/EMUI 5.1など。カメラは12メガのRGBセンサーと20メガのモノクロセンサーの組み合わせ。バッテリー容量は3200mAhと3750mAhで、独自の高速充電技術に対応する。ネットワーク面では対応バンドの多さのほか、3波のキャリアアグリゲーションや4G+3GのDSDSも利用可能だ。

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続いては5.1型のHUAWEI P10
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ダズリングブルーのP10。P10ではこのカラバリだけがハイパーダイヤモンドカット加工だ
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前モデルのP9(左)と比較すると、P10はより丸っこくなっていることがわかる。指紋センサーも背面から前面下部に
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淡い金色のプレステージゴールドのP10は人気が出そうなカラバリだ
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前面下部の指紋センサーは、タッチで「戻る」、長押しで「ホーム」、左右にフリックで「履歴」を割り当てることも可能で、その際はナビゲーションバーを消すことも可能
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DSDSに対応も片方のSIMスロットはmicroSDと排他の仕様

「HUAWEI P10 lite」は約3万円のミドルクラスにあって
少し上の性能とデザインが魅力

 一方、ミドルクラスのP10 liteは、ロングセラー機「HUAWEI P9 lite」の後継モデル。価格は税抜2万9980円。スペックは確実に向上しており、CPUがオクタコアのHUAWEI Kirin 658(4.1GHz+1.7GHz)、3GBメモリー、32GBストレージ、3000mAhバッテリー、大型センサーの12メガカメラ(イン8メガ)、Android 7.0(EMUI 5.1)など。特にメモリーとストレージの増量がうれしい。なお、指紋センサーは従来モデルと同様に背面に位置する。

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続いてはHUAWEI P10 liteを紹介。カラバリはサファイアブルー、プラチナゴールド、パールホワイト、ミッドナイトブラックの4色

 とはいえ、自社の「HUAWEI nova lite」を含め、同価格帯~もう少し安い価格にライバルは多数。P10 liteの魅力はその中でもプレミアム感を感じさせるデザインが大きいと言える。背面にガラス素材を用いており、特にサファイアブルーのカラバリは印象的で、ワンランク上の雰囲気を持っていると言える。なお、ネットワーク面では2波のキャリアアグリゲーションやau VoLTEには対応するが、DSDSに非対応なのは残念な点だ。

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インパクト大なサファイアブルー
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前面背面ともに2.5D加工のガラスで、側面にはダイヤモンドカットが施されている
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P9 lite(左)との比較。背面が金属調塗装からガラス素材に代わり、随分と垢抜けた印象
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ミッドナイトブラックやパールホワイトも基本的には光沢系