[カガヤン・デ・オロ(フィリピン) 11日 ロイター] - フィリピンのドゥテルテ大統領は11日、南部ミンダナオ島マラウィ市での過激派組織「イスラム国」(IS)系武装勢力の掃討作戦で米国が支援の要請を受けたと明らかにしたことに関し、要請はしていないと述べた。

ドゥテルテ氏は武装勢力が占拠するマラウィから約100キロ離れたカガヤン・デ・オロでの記者会見で、支援要請のため「米国に接触したことは一度もない」と強調。米国の支援については「彼らが到着するまで知らなかった」と述べた。

親米派のフィリピン軍が、反米姿勢を繰り返し示しているドゥテルテ氏を通さず米国に支援を要請したかどうかは不明。

フィリピン軍は10日、米軍から技術支援を受けているが、米部隊が地上での作戦に参加しているという事実はないと明らかにしていた。これに先立ち、在フィリピン米大使館は、フィリピン政府に支援を要請されたと発表していた。

米国防総省は声明で、フィリピン軍に治安支援および情報収集、監視、偵察の分野での訓練を提供していると明らかにしている。