[パリ 12日 ロイター] - S&Pグローバル・レーティングは12日、フランスの国民議会(下院)選挙の第1回投票でマクロン大統領が率いる新党が圧勝する勢いとなったことを受け、フランスとユーロ圏の成長見通しを引き上げる可能性があると指摘した。

金融記者の協会に対して述べた。

S&Pの欧州・中東・アフリカ(EMEA)担当チーフエコノミスト、ジャンミシェル・シス氏は、フランスの政治不安が後退するとし、またドイツで9月に行われる総選挙でも安定政権が見込まれると指摘。

ユーロ圏最大の2カ国で政治・経済基盤が強化されることは大きな意味があるとの見解を示した。

同氏は「フランスとユーロ圏の見通しを引き上げる可能性がある」とし、見直しを行っていると述べた。現在1.5%としているフランスの2017年成長率見通しが、1.7─1.8%に引き上げられる可能性があると語った。