[12日 ロイター] - <為替> 主要6通貨に対するドル指数<.DXY>が小動き。主要な経済指標もなく、米連邦公開市場委員会(FOMC)待ちとなっている。総選挙でメイ英首相率いる与党・保守党が過半数割れとなり、政局の先行きに不透明感が出ていることを嫌気し、前週末急落したポンドはこの日も再び売られている。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 反落。欧州全域でハイテク株の売りが広がったことが相場の重しとなった。投資家はハイテク株やその他の景気敏感株を売り、ディフェンシブ銘柄に資金を振り向ける動きに出た。

ソフトウエアのマイクロフォーカス<MCRO.L>や会計ソフトのセージ・グループ<SGE.L>はFT100種<.FTSE>の中でも下げが目立った。中型株ではウイルス対策ソフトのソフォス<SOPH.L>が5.8%安となった。

鉱業大手のアントファガスタ<ANTO.L>やフレスニロ<FRES.L>の値下がりが目立つ一方、ディフェンシブ銘柄として通信大手のBTグループ<BT.L>やボーダフォン<VOD.L>は買われた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> 反落。STOXX欧州600種<.STOXX>は一時7週間ぶりの安値をつける場面もあった。米IT大手アップル<AAPL.O>に部品を供給している企業が売り込まれ、その他のハイテク株にも下げが広がった。

半導体大手のSTマイクロ<STM.PA><STM.MI>やダイアログ<DLGS.DE>、AMS<AMS.S>は米国やアジアの半導体メーカーの株価急落につられる形で 6.7%から9.2%値を下げた。米国の株式市場でアップルが14カ月ぶりの大きな下落を記録したことで、これまで株価の高さが目立っていたハイテク株に利益確定売りが出た。

欧州600種ハイテク株指数<.SX8P>は3.61%の下落となり、昨年6月の英国による欧州連合(EU)離脱決定直後の下げ以来の大きな落ち込みとなった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 国債利回りが数カ月ぶりの水準に低下した。仏国民議会選の第1回投票でマクロン大統領率いる新党が圧勝する見通しであることに加え、イタリアの地方選で反体制派政党「五つ星運動」が大敗を喫したと見られることで、安心感が広がったことが背景。

イタリア10年債<IT10YT=TWEB>利回りは9ベーシスポイント(bp)低下し、1月下旬以来初めて2%を下回った。独10年債との利回り格差は175bp近辺と、5月下旬以来の水準に縮小した。

ポルトガル10年債<PT10YT=TWEB>利回りが2.97%と9カ月ぶり低水準を付けたほか、スペイン10年債<ES10YT=TWEB>利回りは1.39%と1月以来の低水準となった。

仏10年債<FR10YT=TWEB>利回りは5bp低下し0.60%をやや下回り、7カ月ぶり低水準を更新。独仏利回り格差は35bpと、前週末の39bpから縮小した。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]