[ブリュッセル 12日 ロイター] - 複数の当局筋によると、ギリシャ支援をめぐりユーロ圏財務相(ユーログループ)と国際通貨基金(IMF)が15日の会合で妥協する公算が大きい。

ラガルドIMF専務理事は前週、ギリシャが合意した改革を実行していることからIMFは同国支援に参加するものの、ユーロ圏の具体的な債務軽減措置が明確になるまで支払いは行わないとする案を提示した。

IMFが直ちに資金を拠出しなくても支援に加われば、ドイツ議会はギリシャ向けの新たな融資にゴーサインを出す公算が大きい。ギリシャは7月に期限を迎える国債の償還にめどが立ち、デフォルト(債務不履行)を回避できる。

ある当局者は「最終的にラガルド氏が提示した案でまとまる可能性が高いと誰もが考えている」と語った。

会合の準備作業に加わっている別の当局者も「(ギリシャの)債務について一段と明確になり次第、IMFは資金を拠出するだろう。ただ融資の時期は後で正式に決定する」と述べた。

ユーロ圏の当局者によると、ユーロ圏とIMFが合意すれば、ギリシャは欧州安定メカニズム(ESM)から74億─80億ユーロの融資が得られる。

ギリシャの成長率と債務軽減を連動させるフランスの案について、複数の当局者は専門家がさらに検討すると述べた。ただ経験不足やインセンティブ、ギリシャの憲法などの問題により実現する可能性は低いもよう。

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