[ロンドン 12日 ロイター] - 英国のメイ首相は12日、自身が率いる保守党の議員との会合に出席し、保守党議員が望む限り現職にとどまるとの意向を示した。

メイ氏率いる与党・保守党は先週の総選挙で過半数議席を獲得できず、欧州連合(EU)離脱に向けた正式交渉を予定通り来週開始できるか疑問が出ている。

会合に出席した議員によると、メイ氏は選挙で過半数議席を失った責任は自身にあり、自分自身の手で党を苦境から救うとの意向を表明。「保守党議員が望む限り、首相の座にとどまるとの姿勢を示した」としている。

また複数の議員はロイターに対し、保守党内では新たな党首を選ぶ機運は出ていないことを明らかにした。

こうした会合では慣例的に議員は氏名を明らかにしない。

一部の保守党議員からメイ氏は最終的に党首を辞任する必要があるとの意見が出ているものの、当面は続投する見通し。

メイ氏が辞任を余儀なくされた場合、後任候補として有力視されているジョンソン外相はメイ氏に対する支持を呼び掛けた。

一方、これまでもメイ氏に批判的だったオスボーン元財務相はメイ氏は「死に体」として、続投に厳しい意見を示している。オズボーン氏は現在イブニング・スタンダード紙のエディターを務めている。