[サンフランシスコ/ワシントン 12日 ロイター] - 米サンフランシスコ(SF)の第9巡回連邦控訴裁判所は12日、イスラム圏6カ国からの入国を制限する大統領令について、差し止めを命じたハワイの連邦地裁の判断を支持する立場を示し、政府の不服申し立てを退けた。

トランプ大統領にとっては新たな痛手となる。トランプ政権は今月1日、大統領令の復活を求めて最高裁判所に緊急要請を行っている。

バージニア州の第4巡回連邦控訴裁判所も5月25日、メリーランド州の地裁判事の執行停止判断を支持する立場を示している。

サンフランシスコの連邦控訴裁は、トランプ大統領が3月6日に署名した大統領令は現行の移民法に反していると指摘。ただ、憲法に反してイスラム教徒を差別するものかどうかについては判断を避けた。

ホワイトハウスのスパイサー報道官は、今回の控訴裁判断を精査しているとした上で、大統領令が完全に合法であり、最終的に最高裁で支持されるとの従来の見解を示した。

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