[ベルリン 14日 ロイター] - 欧州連合(EU)欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務・税制担当)は14日、ドイツが強く反対するユーロ圏共同債構想について、現時点で提案することはないが、長期的には検討する可能性があるとの認識を示した。独フンケ・メディアグループに対し語った。

ドイツが強く反対していることをEUは認識しているとし、「長期的には完全に統合されたユーロ圏では債務の共同化について議論するだろう。しかし、われわれはそれを始めることはしない」と語った。

同委員は、右派ポピュリズム(大衆迎合主義)をあおっている不平等感の是正に向け、欧州はよりダイナミックで統一された経済が必要だが、現時点ではそれを達成する手段が欠如していると指摘した。

また、ユーロ圏の大統領と欧州委員としての役割を担う人物を任命すべきとの考えに改めて言及した。