岡﨑 世の中的にもワークスタイルが変わってきていますし、テクノロジーの面でも「薄く軽く」が実現しやすくなっています。「HP Spectre x360」は重さ1.31kg、薄さ13.9mmですが、ボディも頑丈に作られていて、天面加圧試験では300kgまで耐えられることが証明されています。これからは、ノートPCを持ち歩いて、家でも外でも使うという働き方が一般的になるのではないでしょうか。

為末 旅先ではありがたいことに、充電のスピードもかなり速いですよね。

岡﨑 急速充電に対応していることも、この製品のセールスポイントの一つです。電池の減りが速い4K搭載モデルを別にすれば、他のモデルはバッテリー駆動時間が15時間と長く、30分で50%(7.5時間分)充電することができます。移動しながら仕事をするノマドワーカーには、うってつけの商品だと自負しています。

いつでもどこでも
迫力あるプレゼンが可能に

日本HP
コンシューマー事業本部
製品部 プロダクトマネージャー
岡﨑和行氏

岡﨑 為末さんは2012年に現役を引退されたわけですが、現在はどのような仕事をされているのでしょうか。

為末 テレビ出演や講演、社業に取り組むかたわら、スポーツテック・ベンチャー育成のための活動もしています。僕は大企業の方と会う機会が多いのですが、ベンチャーと大企業との接点を作ると、事業としては非常にインパクトがあるんですね。だから、僕のPCの中には常時、出資しているベンチャー企業のプレゼン資料が入っていて、彼らの代わりに営業をすることも多いんです。

 とはいえ、実際には話の流れの中で、いきなり商談が始まることも多い。カフェであれ電車の中であれ、その場でパッと資料を見せる必要があるのですが、PCではまどろっこしいし、スマホでは画面が小さすぎる。その点、この「HP Spectre x360」なら、普段はノートPCとして使いながら、必要に応じてタブレットとして使うこともできる。結構使えるかも、と思いました。

岡﨑 移動中に営業活動をするとなると、短時間でいかに相手にインパクトを与えるかが勝負ですよね。

為末 相手の反応は、見せ方によってかなり変わってきます。動画を含んだプレゼンは、スマホの画面で見せても「Wow!感」がない。大きな画面で見せたほうが、やはり反応はいいですね。