[ローマ 14日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は14日、スペインで最近起きた銀行セクターの混乱はバンコ・ポピュラールが突如資金繰り難に陥ったことに関連しており、同国の金融安定性全般への懸念はないとの認識を示した。

ローマでの会議の合間に記者団に「スペインでは景気回復が進んでおり、特定のリスクがあるとは思わない」と指摘。

「最近起きた事態は特殊で、非常に短期間のことでもあった。わずか数週間に生じた流動性の問題、銀行の取り付け騒ぎのようなものだった」と語った。

また、経営難に陥ったイタリアの銀行ポポラーレ・ディ・ビチェンツァとベネト・バンカについて聞かれ、銀行危機への対応では常に金融の安定性を考慮する必要があると指摘した。

副総裁は「銀行セクターの困難な状況への対応では常に金融の安定性を考慮しなければならないという一般的なメッセージだ」と述べた。

特定の状況に言及している訳ではないとした上で、不安定な金融状況は結果的に公的支援よりもコストがかかる事態を招く恐れがあると警告した。