[東京 15日 ロイター] - 全国銀行協会の平野信行会長(三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>社長)は15日の定例会見で、東芝<6502.T>が進めているメモリー子会社の売却について、時間軸を意識する必要があると述べ、早期の決着を図るべきとの認識を示した。

平野氏は、全銀協会長を務めていた三菱東京UFJ銀の小山田隆頭取が任期途中で辞任したため、引き継ぐ形で会長に就任した。

会見で平野氏は、東芝のメモリー子会社売却について「時間軸を意識する必要がある」とし、売却手続きを早期に進めるべきとの考えを示した。その上で「価格や確実性について、株主や投資家をはじめとしたステイクホルダーに説明責任を果たす必要がある」と語った。

日銀の出口戦略については「海外で金融緩和からの出口が進む中で日本がどのタイミングで動きだすのか。実体経済との関係もあり、非常に複雑な方程式を解くような問題」だと述べた。さらに「市場との対話に基づいてメッセージ出す必要がある」と述べ、予見可能性を高めるべきだとした。