[ベルリン 15日 ロイター] - メルケル独首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)幹部は15日、欧州中央銀行(ECB)は資産買い入れにより欧州プロジェクトを損なっており、金融緩和策の解除を通じてのみ信頼を回復することができるとの考えを示した。

CDUの経済評議会の責任者を務めるウェルナー・バールセン氏は「資産買い入れが欧州プロジェクトの信頼性を損ね、打撃を与えている」とし、「ECBは健全な金融政策に回帰することでしか信認を取り戻すことはできない」と述べた。

13日にはショイブレ独財務相が、超低金利が世界の一部で問題を引き起こしているとして、ECBに対し、時宜にかなったやり方で政策を変更するよう促す発言を行なっており、ドイツは金融緩和解除への圧力を強めている。

背景には、ドイツが9月に連邦選挙を控えていることがある。ECBはちょうどその時期に、年末で期限を迎える資産買い入れ策の延長、または段階的な縮小を決定する必要がある。

CDU経済評議会の調査によると、約1万2000人のメンバーのうち、ECBの金融政策の方向性を信頼しているとの回答は25%にも満たなかった。76%はワイトマン独連銀総裁の金融政策スタンスを支持すると答えた。

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