[15日 ロイター] - <為替> 主要6通貨に対するドル指数<.DXY>が約2週間ぶりの高値に上昇、対円では6日ぶりの水準となる110.64円に値上がりした。好調な経済指標を受けて、米連邦準備理事会(FRB)が年内、金融政策の引き締めを継続するとの見方が強まった。

新規失業保険申請件数は予想以上に減少したほか、フィラデルフィア地区連銀業況指数も予想を上回った。

<ロンドン株式市場> FT100種<.FTSE>が続落した。FT100種は苦戦が続く小売業や軟調な一次産品関連、配当落ち銘柄が重しになり、約1カ月ぶりの安値で取引を終えた。 中型株中心のFT250種 <.FTMC>は英国の5月の小売売上高が急減速したことが懸念され、2.11%安と、約1年ぶりの大幅な下落率を記録した。  家具販売のDFS<DFSD.L>は20%を超える急落。業績予想の下方修正を発表したことが嫌気され、上場以来最も大きな下落率となった。   衣料小売りのネクスト<NXT.L>は6.1%安。クレディスイスが投資判断を「アンダーパフォーム」に引き下げたことが嫌気された。

<欧州株式市場> 続落して取引を終えた。原油先物相場の下落が資源株を直撃した。スウェーデンのアパレル小売り大手のへネス・アンド・マウリッツ(H&M)<HMb.ST>が大幅下落したことに加え、英国の5月の小売売上高が予想を超える落ち込みを示したことが嫌気され、小売株も売られた。

STOXX欧州600種の資源株指数<.SXPP>は1.73%、エネルギー株指数<.SXEP>は0.59%の下落となった。

小売株指数<.SXRP>は2.24%下落した。ポンド安に伴う英国のインフレ進行で同国の消費者支出の先行きに対する懸念が広がった。H&Mは5.5%安。5月の売上高が予想を下回った。

<ユーロ圏債券> 米英で景気見通しが不透明ななかでも金利先高感が出ていることがユーロ圏にも影響し、独短期債利回りが1月以来の高水準を付けた。

米連邦準備理事会(FRB)は13─14日の連邦公開市場委員会(FOMC)で予想通りに利上げを決定。年内にバランスシートの縮小に着手する方針も明らかにした。ユーロ圏国債利回りはこれを受けた米国債利回りの上昇に追随して朝方の取引から上昇していた。

この日はイングランド銀行(英中央銀行、BOE)政策金利の据え置きを決定。据え置きは予想通りだったが、予想外に3人の政策委員が利上げを支持した。これを受け、ユーロ圏国債利回りは上げ幅を拡大した。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは7ベーシスポイント(bp)上昇の0.298%と、2週間ぶりの高水準を更新。他のユーロ加盟国の10年債利回りも3─7bp上昇した。