[シドニー/メルボルン 16日 ロイター] - 英豪系資源大手BHP<BHP.AX> <BLT.L>は16日、経営者として高く評価されている豪包装材大手アムコー<AMC.AX>の元幹部、ケン・マッケンジー氏(53)を会長に指名した。

マッケンジー氏はジャック・ナッサー現会長の後任として9月に就任する。

「物言う株主」の米ヘッジファンド、エリオット・マネジメントは米国の石油・シェール事業からの撤退を含む改革案を提示して以来、ナッサー氏やアンドリュー・マッケンジー最高経営責任者(CEO)を厳しく批判してきたが、ナッサー氏は2011年に行ったシェール事業への200億ドルの投資を擁護している。

エリオットは14日にBHPに対し、取締役会の刷新を求めていた。

昨年BHPの取締役となったケン・マッケンジー氏は10年間アムコーCEOを務めた際、オーストラリアの最も成功したCEOの1人とみなされていた。 アムコーCEO就任後2年間に管理職80人の75%を交代させており、エリオットと良好な関係を築く可能性がある。

マッケンジー氏の指名についてエリオットからコメントは得られていない。

BHP株を保有する投資家らは同氏の指名を歓迎。投資会社BTインベストメント・マネジメントのアナリスト、ブレントン・サンダース氏は「正しい方向への重要な第一歩」と評価。「一部で懸念がある社内の問題を見直し、懸念に対処する土台ができると期待する」と述べた。