[ワシントン 19日 ロイター] - 昨年5月に米フロリダ州で米電気自動車(EV)大手テスラ・モーターズ<TSLA.O>のEVが運転支援ソフト「オートパイロット」を使用中に事故を起こし、ドライバーが死亡した問題で、米運輸安全委員会(NTSB)は19日、ドライバーは自動警報が繰り返されたにもかかわらず、しばらくの間、ハンドル操作をしていなかったと発表した。

NTSBの500ページにわたる調査報告によると、死亡したドライバーは37分間の走行中、ハンドル操作が必要だった時間のうち、25秒しか握っていなかったと結論付けた。

また走行中のほとんどの時間がオートパイロットモードのままで、「ハンドルを握ってください」という警告メッセージが7回表示され、そのうち6回は1─3秒間の警告音が鳴ったとした。

NTSBは安全勧告は出すが、リコールを求めることはできない。

テスラの広報担当、キーリー・サルピチオ氏はNTSBの報告書に対するコメントを避けた。死亡したドライバーの家族の弁護士にコメントを求めたが、返答はなかった。