[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのツィプリース経済相は、ロス米商務長官に書簡を送り、米政権が鉄鋼輸入に対する是正策を取る可能性を示唆していることに反論した。独紙フランクフルター・アルゲマイネが伝えた。

トランプ大統領は鉄鋼輸入が米国の安全保障に対する脅威になるかどうかについて調査を実施するよう指示しており、今週中に調査の結果が公表される見通し。

報道によると、ツィプリース経済相はロス長官とともに欧州連合(EU)のマルストローム欧州委員(通商担当)にも同じ書簡を送った。そのなかで、「EU産を含む鉄鋼輸入が米国の安全保障に対する脅威だと(調査報告書が)結論付ける」可能性が示されていることに懸念を表明。

「輸入抑制に向け関税か輸入制限が課されるという情報もある」と指摘したうえで、ドイツの見解では、欧州あるいはドイツからの鉄鋼輸入が米国の安全保障を脅かす、もしくは悪影響を与えると判断する根拠はないと主張した。

また、米国の措置は他の諸国による「保護主義的政策につながるだろう」と警告した。