[ベルリン 20日 ロイター] - メルケル独首相は20日、来月ハンブルクで開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)について、議長国として自由かつ公正な貿易の推進に焦点を当てるとともに、開放的な市場に関して各国の理解を得たいとの考えを示した。

首相はイベントで「開かれた市場や、自由・公正かつ持続的・包括的な貿易がG20の主要な焦点になる」とした上で「当該議題について、できるだけ幅広い合意が得られるよう最大限努力する。米新政権との兼ね合いで生易しくないが、尽力せねばならない」と語った。

また鉄鋼問題もG20の議題になるとし、業界内の過剰生産能力や公正な競争などで改善を図る必要があるとした。

同問題をめぐって、トランプ大統領は鉄鋼輸入が米国の安全保障に対する脅威になるかどうかについて調査を実施するよう指示しており、今週中に調査の結果が公表される見通し。こうしたなかドイツのツィプリース経済相は、ロス米商務長官に書簡を送り、米政権が鉄鋼輸入に対する是正策を取る可能性を示唆していることに反論した。独紙フランクフルター・アルゲマイネが伝えた。