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孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA
【第27回】 2017年6月24日
著者・コラム紹介バックナンバー
三木雄信

「孫社長のむちゃぶり」をすべて解決した
「元社長室長の仕事術」とは?

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わずか三十数年で8兆円企業へと成長したソフトバンク。多くの企業が日本経済の停滞に苦しむなか、圧倒的な拡大を続けることができたのは、「仕組み」を持っていたからだ。
ソフトバンクでは今も、6万人超の社員がこの「仕組み」を使っている。この手法があるからこそ、孫社長の思いもよらない奇策も実現できるのだ。
9年にわたり孫社長の右腕として活躍した元ソフトバンク社長室長・三木雄信氏の6万部突破のベストセラー『孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA』から一部抜粋して紹介する。

「孫社長の右腕」としてビッグプロジェクトを先導

 私は新卒で入った三菱地所を3年で辞め、ソフトバンクに入社しました。ソフトバンクでは、孫正義社長お抱えのカバン持ちの秘書、そしてプロジェクトマネージャーとして、いくつもの大型プロジェクトを成功させてきました。たとえば、

●「カーポイント(現・カービュー)」の立ち上げ
●新興企業向け証券市場「ナスダック・ジャパン」の開設
●日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)の買収
●ブロードバンド通信事業「Yahoo!BB」の立ち上げ

 こんなことをしてきました。つまり、孫社長のもとで、証券市場を作り、銀行を買収し、通信キャリアを作ったのです。

 どれも、普通の会社なら一つの事業として、社運を賭けてチャレンジするレベルのことばかりで、普通は成功までに十数年かかりますが、ソフトバンクではこんな事業ばかりを次々に立ち上げ、そして私はその先頭に立ってプロジェクトを引っ張ってきました。

 ひょっとすると、「自分にできそうもない」「すぐれた才能を持った人」と思ったかもしれません。

 けれども、こうした「誰もがすごい」と思う仕事は、やり方次第で誰でもできる、と言っても過言ではありません。

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三木雄信

1972年、福岡県生まれ。東京大学経済学部卒業。三菱地所㈱を経てソフトバンク㈱に入社。ソフトバンク社長室長に就任。孫正義氏のもとで、マイクロソフトとのジョイントベンチャーや、ナスダック・ジャパン、日本債券信用銀行(現・あおぞら銀行)買収、およびソフトバンクの通信事業参入のベースとなった、ブロードバンド事業のプロジェクトマネージャーとして活躍。また、一連の事業を通して「高速PDCA」の土台を構築する。
2006年に独立後、ラーニング・テクノロジー企業「トライオン株式会社」を設立。1年で使える英語をマスターするOne Year English プログラム〈TORAIZ〉を運営し、高い注目を集めている。
自社経営のかたわら、東証一部やマザーズ公開企業のほか、未公開企業の社外取締役・監査役などを多数兼任。プロジェクト・マネジメントや資料作成や、英語活用など、ビジネス・コミュニケーション力向上を通して、企業の成長を支援している。
多数のプロジェクトを同時に手がけながらも、ソフトバンク時代に培った「高速PDCA」を駆使し、現在は社員とともに、ほぼ毎日「残業ゼロ」。高い生産性と圧倒的なスピードで仕事をこなし、ビジネスとプライベートの両方を充実させることに成功している。
 


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「孫社長のむちゃぶりをすべて解決してきたすごいPDCA」

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