[東京 21日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比46円51銭安の2万0183円90銭となり、4日ぶりの反落となった。前日の米国株安や、1ドル111円台前半で円高方向に振れた為替相場を受け、利益確定売りが優勢の展開だった。ただ押し目買い意欲は高く下値も限定的。TOPIXは一時プラスに転じる場面があった。

原油価格の急落を受け、石油関連株の下げが目立ったほか、証券、銀行など金融セクターがさえない。市場では「米ハイテク株の戻りが鈍いうえ、前日の日経平均やTOPIXはチャート上で天井を打ったような足となっている。いったんは利食い売りが出やすいところ」(水戸証券投資顧問部ファンドマネージャーの酒井一氏)との声が出ていた。

半面、陸運など内需の一角は底堅く推移。良好な需給環境が意識され、指数も下げ渋る展開だった。午前中の東証1部売買代金は約1兆1156億円。東証2部総合<.TSI2>、東証マザーズ総合<.MTHR>はプラス圏で午前の取引を終えるなど、中小型株が堅調だった。

東証1部の騰落数は、値上がり1001銘柄に対し、値下がりが837銘柄、変わらずが179銘柄だった。