[東京 21日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ややドル安/円高の111.26/28円だった。株安は想定の範囲内とされ、ドル/円は底堅さが意識された一方、買い上がる材料に乏しく戻りは鈍く、111円前半でもみ合い方向感は出なかった。

ドル/円は朝方に国内勢の参入とともに111円前半へと下押しされた。日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月26・27日分) が発表されると、やや円売りの流れとなり111円半ばに持ち直した。

議事要旨では、多くの委員が「物価2%目標にはなお距離、強力な金融緩和推進が適切」との認識を示したことなどが伝わった。

その後、111円前半に押し戻されたが、仲値公示を挟んで国内勢のドル買いが観測され、一時111.42円に持ち直した。ただ、勢いは続かず、正午にかけてじり安となり一時111.24円に再び下落した。

日経平均株価はマイナス圏で推移したが「これまでのところ想定内の下げにとどまっている」(国内金融機関)との見方が出ていた。前日には米シカゴ地区連銀のエバンズ総裁など米連邦準備理事会(FRB)高官によるタカ派寄りの発言が伝わり、相場の支えになっているとの声も聞かれた。