[ワシントン 20日 ロイター] - アフガニスタンで活動するパキスタン系武装勢力の抑圧に向け、米政府はパキスタンに対し強硬な姿勢を示すことを検討している。米政府当局者2人が匿名を条件にロイターに明らかにした。

米無人機による攻撃の拡大やパキスタンへの一部支援凍結などが議論されており、最終的には北大西洋条約機構(NATO)外の主要同盟国としてのパキスタンの地位低下につながる可能性があるという。

一方、別の米当局者はそうした戦略が成功する可能性を疑問視、武装勢力に対するパキスタン政府の支援を抑えるための米国の長年の取り組みが失敗していると指摘。パキスタンと対立するインドとの関係強化がすでに現状打破の機会を損ねているとの見方を示した。

米政権はアフガニスタンにおける戦争の戦略見直しを行っており、7月半ばにトランプ大統領に提出する予定。米国は全般的にはパキスタンとの関係対立ではなく、協力拡大を目指しているという。

協議はホワイトハウスや国防総省などを中心に行っているが、ホワイトハウスも国防総省も見直し完了前としてコメントするのを差し控えた。