[ウェリントン 22日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(RBNZ、中央銀行)は22日、政策金利を過去最低の1.75%に据え置くと発表し、金利を「相当な期間(considerable period)」維持する方針を改めて示した。

ロイターが事前に実施したエコノミスト調査では、エコノミスト26人全員が22日の金利据え置きを予想。ただ、4人は早ければ2018年第1・四半期の利上げが可能だとの見方を示した。

ウィーラー総裁は声明で「依然として多くの不確実性があり、それに応じた政策の調整が必要になる可能性がある」と述べた。

また、NZドル安が成長見通しのリバランスに寄与すると指摘した。NZドル<NZD=D4>は5月以降、約3%上昇している。

中銀の発表を受け、NZドルは一時4カ月ぶり高値圏の0.7280米ドルに急伸した後、やや下げて0.7247米ドル付近で推移している。

中銀は5月の声明で、前回の声明発表以降の状況は金融政策にとって中立的としていたが、今回はこの文言を削除した。

オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシニアエコノミスト、フィリップ・ボーキン氏は「NZ中銀は慎重だが、中立的なスタンスであるという大まかなメッセージに変わりはない。中銀が中立的なスタンスからどちらの方向にシフトするにも、依然としてハードルは非常に高いようだ」と指摘した。

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