[22日 ロイター] - <為替> ドルが主要通貨バスケットに対し横ばい。米債券利回りが低水準で推移するなか、新規失業保険申請件数や住宅価格などの指標が想定内の内容となった。ドル/円は111円台前半での取引。

外為市場:[USD/J]

<ロンドン株式市場> 続落。原油の値下がりで一時は1週間ぶりの安値に落ち込んだが、景気動向に左右されにくいヘルスケア株のほか、貴金属関連銘柄が買われ、終盤にかけて下げ幅を縮めた。

製薬会社シャイアー<SHP.L>は3.7%高と、FT100種で最も大幅に値を上げた。出血予防薬「Veyvondi」が欧州医薬品庁(EMA)の承認を得たことが好感された。

金価格の上昇に伴い金生産大手のフレスニロ<FRES.L>とランドゴールド・リソーシズ<RRS.L>も買われた。

ロンドン株式市場:[.LJP]

<欧州株式市場> ほぼ横ばい。原油安を背景にエネルギー株が振るわない一方、ヘルスケア株は値を上げた。

STOXX欧州600種ヘルスケア指数<.SXDP>は部門別で最も値を上げ、1.95%上昇した。一時は2015年12月以来の高値をつける局面もあった。中でもスイスの製薬会社ノバルティス<NOVN.S>が5.0%高と、部門をけん引した。抗炎症薬「canakinumab」の後期試験で、心臓発作の生存者に対する心血管系リスクを低減する結果が確認されたことが好感された。

原油は数カ月ぶりの安値からは持ち直したものの、引き続き相場の重しとなり、石油・ガス株指数<.SXEP>は0.30%低下。約7カ月ぶりの安値となった。

欧州株式市場:[.FJ]

<ユーロ圏債券> 国債利回りが全般的に数カ月ぶりの低水準近辺となった。原油安でインフレ低迷し、欧州中央銀行(ECB)は当面、金融引き締めに動けないとの懸念が国債需要を支えた。

前日に原油相場が急落したことを受け、5年後から5年間の期待インフレ率を反映するユーロ圏のブレーク・イーブン・インフレ率(フォワードBEI)<EUIL5YF5Y=R>は今年初めて1.50%の水準近くまで下がった。2月には1.80%まで上昇していた。

イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>は5ベーシスポイント(bp)低下の1.86%と、5か月ぶりの水準をつけ、市場全体をアウトパフォームした。

またイタリア30年債利回り<IT30YT=TWEB>は1月初旬以来初めて3%の水準を割り込んだ。

スペイン10年債利回り<ES10YT=TWEB>は一時4bp低下し、5か月ぶりの水準となる1.33%をつけた。

独10年債<DE10YT=TWEB>利回りは0.24%に低下。先週つけた1カ月ぶりの低水準である0.225%からそう遠くない水準だ。

フランス<FR10YT=TWEB>、ベルギー<BE10YT=TWEB>の10年債利回りも年初来の低水準に迫った。

ユーロ圏金融・債券市場:[DE/BJ]