増えている日本・イスラエルの往来

 私も現在年間5~6回程度のペースでイスラエルに行っている。最近、よく使うホテルやイスラエル発着便で日本人を見かける機会は、以前よりも多くなった。両国を往来する人が、日に日に増えて行っている証拠であろう。

 弊社もイスラエルに行きたいという日本人ビジネスマンの要望に応え、ビジネスツアーを企画している。今週開催されているCyberWeek2017向けのツアーや、今年秋に予定されているDLD(本連載第16回参照)に向けてもツアーを企画している。DLDツアーは、2015年に日本初の使節団を形成し参加、さらに2016年も企画実施してきたこれまでの経験を生かし、今年もツアーを企画する。 

 そして、弊社としては「日本からイスラエルに行く」「イスラエルから日本に来る」往来を増やすだけでなく、やはり、実際のビジネスの機会の創出を仕掛けていきたい。今年10月末に開かれる東京イノベーションリーダーズサミット(東京ILS)では、今年から初めて海外企業を招くことになる。

 この東京ILSでは、ベンチャーとの協業によりイノベーションを目論む大手企業100社以上の決裁者が、一同に介す。弊社では、このアジア最大規模のオープンイノベーションカンファレンスにおいて、イスラエルセッションを企画中である。日本でのビジネスに興味があり、自社の技術等に自信をもつイスラエル企業には絶好の機会であるので、弊社まで連絡してほしい。