[ベルリン 23日 ロイター] - IHSマークイットが23日発表した6月のドイツの総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は4カ月ぶり低水準の56.1となり、5月の57.4から低下した。主としてサービスセクターの伸び鈍化に圧迫された。同セクターのPMIは5カ月ぶりの水準に低下した。

総合PMIはロイターが集計したエコノミスト予想も下回ったが、景況感の改善・悪化の分かれ目である50は引き続き大きく上回った。

マークイットは総合指数の低下にもかかわらず、調査結果は依然としてドイツ経済の力強い成長を示唆していると指摘。トレバー・ボールチン氏は「速報値によると、総合指数が低下したのはここ3カ月で2回目だが、引き続き力強い経済成長を示唆する水準だ。第2・四半期の平均は56.7で、これは2011年第2・四半期以来の高水準だ」と述べた。

製造業のPMI速報値は59.3で、5月の59.5からやや低下。

サービス部門のPMIは53.7となり、5月の55.4から低下した。

一方、欧州、米国、アジアからの旺盛な需要を背景に、新規受注は過去7カ月で6回目の伸びを記録し、伸び率も2011年3月以来の高水準だった。

ボールチン氏は「データは製造業とサービス業のパフォーマンスの差が広がりつつあることを示している」と指摘した。