[パリ 23日 ロイター] - IHSマークイットが23日発表した6月のフランス総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は55.3となり、5月の56.9から低下した。55.3は5カ月ぶり低水準。サービスセクターの伸びが減速し、予想も下回った。

ロイターが集計したエコノミスト予想では、56.7への低下が見込まれていた。ただ、景況感の改善・悪化の分かれ目である50は引き続き大きく上回った。

全体の伸びの鈍化にもかかわらず、企業の雇用は2008年8月以来ほぼ10年ぶりのペースで拡大した。マクロン新大統領にとっては失業率引き下げに向けた取り組みの追い風となりそうだ。

IHSマークイットの主任エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は雇用の拡大について、企業が最近の景況改善を一時的好転以上のものとみなしていることを示唆していると指摘した。

内訳では、6月のサービス部門PMIが5カ月ぶり低水準の55.3となり、5月の57.2から低下。平均予想の57.0を下回った。

一方、製造業PMI速報値は55.0で5月の53.8から上昇し、予想の54.0を上回った。新規受注の伸びが寄与した。