[ロンドン 26日 ロイター] - メイ英首相は26日、北アイルランド・プロテスタント系政党、民主統一党(DUP)から閣外協力を得ることで合意した。

DUP10議員の支持を取り付けたことで、メイ首相率いる保守党は下院議席の過半数確保にめどがついた格好だ。北アイルランドは見返りに、今後2年間に少なくとも10億ポンド(約13億ドル)の追加財政支援を受け取るほか、年金の支払いも少なくとも年2.5%引き上げられる。

8日に投開票が行われた総選挙(下院、定数650)ではメイ首相率いる保守党が318議席、DUPが10議席を獲得。保守党が過半数割れとなったことを受け、メイ首相はDUPと2週間超にわたり閣外協力を巡る交渉を続けていた。

メイ首相は声明で合意を歓迎するとし、「国全体の利益のために協力し、欧州連合(EU)離脱に必要な確実性を獲得し、より力強く公正な英社会を築いていくことが可能となる」と語った。

フォスターDUP党首が記者団に対し、「保守党は北アイルランドの独特の歴史と状況を踏まえ、追加財政支援の必要があるとの認識を示した」とし、「10億ポンドの追加財政支援を歓迎する」と述べた。

DUPは先の選挙で29万2316票を獲得。保守党はDUPの協力を取り付けたものの、議会では過半数を若干超えるに過ぎず、不安定な状況は続くとみられる。

(※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)