[シドニー 27日 ロイター] - 米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は、主要国の財政当局が何らかの断固たる措置をとらない限り、長期的な成長鈍化に中銀は行き詰まりを感じることになるとの見解を示した。

同総裁は講演原稿で、経済を巡る短期的なニュースは心強いが、長期的には失望的になると指摘。米国、ユーロ圏、英国、カナダの長期的なトレンド成長率は1.5%程度と推定されており、高齢化や生産性の鈍化が世界的な成長にブレーキをかけるとの見方を示した。

その上で、労働人口の伸びが鈍化するなかで教育、職業訓練、インフラ、研究開発に対して財政的な投資を行わなければ、「物価安定、インフレ期待の抑制、堅調なマクロ経済の達成は、金融政策にとって厳しい課題となる」と述べた。