[ロンドン 27日 ロイター] - 米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は27日、インフレが低下し続ければ連邦準備理事会(FRB)は利上げ計画を再考する必要が出てくる可能性があるとの考えを示した。

ロンドンを訪問中の同総裁は「個人的な予想だが、FRBは(債券などの償還で得た資金の)再投資を年内に停止し、年内にあと1回の利上げを実施する公算が大きい。ただインフレが引き続き低下した場合、こうした予想について再考したい。われわれはこうしたことにオープンでなければならない」と述べた。

ただ「ほんの数カ月の動向を長期トレンドとして受け止めたくない」とし、今後の動静を見守るとの姿勢を表明。「世界的に経済成長は力強さを増しており、このことはインフレは低下ではなく上昇する方向に向かっていることを示唆している」と述べた。

そのうえで、インフレ圧力は出始めているものの一様ではないとし、「現状に基づき長期的なコミットメントを示すのではなく、事態がどのように推移するのか見極めることが適切な政策となる」と述べた。

また、FRBが25ベーシスポイント(bp)の追加利上げを行ったとしても、金融政策はなお「緩和的」であり続けるとの見方を示した。

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