[国連 27日 ロイター] - ヘイリー米国連大使は27日、米国が中国に対し国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁を確実に実行するよう圧力をかけるなか、ロシアが代わりに北朝鮮を支援する可能性があるとの懸念を表明した。

ヘイリー大使は「ロシアが(中国の)穴を埋める可能性があると懸念している」と述べ、「証拠はないが、動向を注視している」とした。

北朝鮮の核・ミサイル開発を巡り米国政府が各国に北朝鮮への圧力強化を求める中で、北朝鮮は5月、ロシア極東ウラジオストクとの間に定期航路を開設した。またロシアのプーチン大統領は、北朝鮮には脅しではなく対話で対応すべきだとの考えを示している。

ヘイリー大使は「中国への圧力を強める一方でロシアの動きを注視し、北朝鮮に対しては、われわれが求めているのは核開発の停止であり、体制転換ではないことを理解させる必要がある」と述べた。

また「中国に圧力をかけるのをやめることはできない」とし、「中国はやるべきことをやり、同時に他国も安保理制裁を確実に実行する必要がある」と述べた。