6月20日、中国の冷凍餃子メーカーは、売上げを伸ばす手軽な手段を発見しつつある。材料のうち、野菜の比率を上げて、肉を減らせばいいのだ。写真は2016年、北京のレストランの厨房で働くスタッフ(2017年 ロイター/Damir Sagolj)

[北京 20日 ロイター] - 中国の冷凍餃子メーカーは、売上げを伸ばす手軽な手段を発見しつつある。材料のうち、野菜の比率を上げて、肉を減らせばいいのだ。

 豚肉をたっぷり入れる伝統的な餃子と異なる新たな趣向は、多忙な若い都市生活者の人気を呼んだ。ファストフードに多く含まれる脂肪の摂取を減らそうと心がけているからだ。

「彼らは、1─2週間に1回程度は、もっと健康的な食事を取りたいと思っている。中国本土の消費者、特に20歳から25歳の世代では、これが大きなトレンドだ」と語るのは米食品大手ゼネラル・ミルズのマーケティング担当マネジャーとして上海で働くエリス・ワン氏。同社は、餃子の大手ブランドであるワンチャイ・フェリーを所有している。

 これは中国内外の養豚事業者にとって、我慢できない厄介な傾向だ。生産者や市場専門家は、中国の豚肉需要は少なくとも2026年までは成長を続けると予想していた。

 養豚農家のあいだで建設ブームが起きており、世界最大の豚肉市場である中国で、より大きなシェアを獲得するため、現代的な農場の建設が進めているところだった。海外の主要豚肉生産者も、中国の豚肉輸入基準を満たすよう、養豚の方法を変えつつあった。たとえば、中国で禁止されている成長ホルモンの投与を中止した生産者もいた。