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1000円台で楽しむ おとなの居酒屋

あっさり味が絶品!ホッピーの焼酎もたっぷり おでん「ナポリ」(人形町)

浜田信郎
【第34回】 2009年2月6日
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 冬と言えば、おでん。今日は人形町にあるおでんの店、「ナポリ」にやってきました。

 おでん屋なのに、なぜに「ナポリ」? と、その店名に違和感を覚える人も多いでしょう。ここ「ナポリ」の店主は元商社マンで、欧州に15年ほど赴任していたんだそうです。

 その頃、日本からの赴任仲間たちと集まって情報交換をしていたのがナポリの地。帰国して、自分がおでん屋を開くことにしたときに、その頃と同じようにみんなが集まれる場にしたいという思いを込めて、「ナポリ」という名前を付けたのだそうです。

 店内は入って右手のおでん鍋の前に5人分ほどのカウンター席があり、左手から店の奥にかけてはテーブル席が5卓ほど並びます。2階には宴会用の座敷席もあるのだそうです。

 そのカウンター席のまん中あたりに座って、ホッピー(400円)を注文すると、氷入りサワーグラスの8分目くらいまで入った焼酎と、栓を抜いた瓶入りホッピーが出されます。うーむ。どこにホッピーを入れるんだろうというほどの焼酎の量ですねぇ。お通し(サービス)には、カリッと歯応えもいい大根の浅漬けが出されます。

 最初の肴として、もちろん看板メニューのおでんをいただきます。一品盛り(550円)というおでんの盛り合せを注文すると、大きな丸皿に、玉子、焼ちくわ、厚揚げ、大根、コンニャク、それと昆布が盛り込まれます。このスープがまた美味いんですよねぇ。

 私のとなりにやって来たのは、ほぼ毎日のようにこの店に通っているという大常連さん。人形町は通勤経路上ではないんだけれど、自腹を切って、ここまでの通勤定期券を購入しているというんだから驚きです。

  それほどまでに常連さんたちに愛されている「ナポリ」。みんなが集える場にしたいという店主の願いどおりの店になっているんですね。

 ホッピーのナカ(焼酎だけのおかわり、250円)をもらって、おでんはガンモ(220円)とチクワブ(110円)を追加します。ここのおでんは大体一品110~300円。鍋いっぱいに仕込まれますが、午後8時過ぎにはなくなってしまうことも多いという人気の品です。

 おでん以外にも、ウルメイワシや、冷トマト、塩辛、チーズの盛り合せなどが各300円で並んでいるほか、おでんのダシをたっぷりとかけた茶めし(400円)なども美味しそう。

 ゆっくりと1時間半ほどくつろいで、今日のお勘定は1530円。本当にここは人形町? という安さが、これまた「ナポリ」のすばらしいところなのでした。

お店 盛り合わせとホッピー おでん
イタリアンな店名ながら、おでんの名店 6品盛り合わせとホッピー。焼酎の濃いホッピーは経済的 あっさりと味付けしたおでんは、いくらでも食べられそう


【お店情報】
店名: おでん「ナポリ」
電話: 03-5614-9392
住所: 中央区日本橋富沢町4-2
営業: 17:00-23:00、土日祝休

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浜田信郎

1959年、愛媛県生まれ。造船会社で働く設計士。サラリーマンの傍ら、名店酒場を飲み歩く。その成果を綴ったブログ「居酒屋礼賛」は、呑んべいに大人気。著書に『酒場百選』(ちくま文庫)がある。


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