特徴ごとにスマホを選ぶ!
3ジャンルで最強のスマホはコレ!

 スマホを選ぶ基準は人によって違う。ハイスペック、デザイン性、機能、アプリ、または友達が持っているからなどなど。ここのところ、スマホのスペックが全体的に上がって、どのモデルでもそれなりのことができるようになったので、違いがわからないという人も多いだろう。

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 そこで今回はスマホの基準を「カメラ」「サウンド」「コスパ」の3つに絞り、ASCII編集部の独断と偏見で最強端末を決めた。今もっとも求められているこれらの要素。自分の好みと合いそうなら、ぜひ手に取ってみて欲しい。

 なお、端末はキャリアとSIMフリーでわけ、合計6端末を紹介する。今回はまずキャリアスマホから。

夏のカメラ最強キャリアスマホはコレ!
ドコモ/ソニーモバイル「Xperia XZ Premium SO-04J」

 Xperia XZシリーズのフラッグシップが「Xperia XZ Premium」。XZシリーズは3キャリアで展開されているが、唯一ドコモから発売されたモデルだ。

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 HDR対応の4Kディスプレーをはじめ、4×4 MIMOや3.5GHz帯のTD-LTEを使った下り最大788Mbps(8月以降対応)の高速通信など、現状でトップクラスの機能やスペックを誇る端末。そのなかでも注目なのが、メモリー積層型のセンサーを搭載したカメラ機能。「Motion EYE」と新たに命名されたカメラシステムでは、メモリー積層センサーを活用し、動画では960fpsのフレームレートで録画できる「スーパースローモーション撮影機能」、写真では「先読み撮影」などが利用できるようになった。

 「スーパースローモーション撮影機能」は、撮影中にボタンをタップすると、最大約0.2秒間を960fpsで記録。撮影後に再生すると、その約0.2秒間が約6秒で再生されるというもの。テキストで表現するのは難しいが、目では追うことができないような素早い動きでも超スローで再生できるのが楽しい。動画の解像度はHDだが、スローにするタイミングは1つの動画で何度でも指定できる。

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新しいメモリー積層型のセンサーを搭載
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ディスプレーは4KでHDRに対応しており、より高画質で動画などが楽しめる

 また「先読み撮影」では、被写体の動きを検知してメモリー内のデータから最大4枚のベストショットをピックアップ。連写などをしなくてもタイミング良くシャッターボタンを押せばいいので、子供や動物といった予測できない動きをする被写体の撮影にピッタリだ。

 メモリー積載センサーは写真の仕上がりにも効果がある。たとえば従来のセンサーでは動きの速い被写体を撮影すると「フォーカルプレーン歪み」が発生していた。Motion EYEシステムでは、この歪みをメモリー積層センサーを使ってメモリー内に保存されたデータを使うことで解消している。

 アウトカメラは約1900万画素と、前モデルと比べるとダウンしているが、センサーサイズは1/2.3インチと変わっていない。画素サイズを少なくしたことで、より明暗の違いを検知することができ、暗い場所でも明暗差のある撮影が可能となった。以下、実際に撮影した作例を紹介する。

※写真は原寸大です。パケット通信料にご注意ください(4~8MB程度)。

作例
あじさいの花びらの色の変化もしっかりでている:プレミアムおまかせオート/屋外
作例
手ぶれの影響もすくなく細かな模様も潰れずに描かれている:プレミアムおまかせオート/屋外
作例
若干暗めだが、素材の艶やかさなどがわかる:プレミアムおまかせオート/屋内

 さら4Kディスプレーなので、撮影した写真もシャープでクッキリと表示可能。カメラ機能だけでもほかのハイエンドモデルにはない特徴があるので、写真や動画がメインの用途というユーザーにはイチオシのモデルだ。

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本体上部には3.5mmのイヤホンジャックがあり、キャップレス防水仕様
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USBポートはType-Cを採用している
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指紋センサーは本体側面にあり、シャッターボタンも装備

夏のサウンド最強キャリアスマホはコレ!
au&ソフトバンク「HTC U11」

 HTCの歴史を見ると、これまではドコモ→auと取り扱いキャリアは1社だけだったが、同社の新ハイエンド「HTC U11」からは、auとソフトバンクで購入できるようになった。

U11

 U11は本体の両サイドにセンサーがあり、本体を握る動作で操作できるオリジナル機能「エッジ・センス」を搭載。本体を握って任意のアプリを起動したり、カメラのシャッターを切ったり、アシスタント機能の呼び出しなどができる新感覚のスマホ。

 カメラはベンチマークの「DxO」で90というハイスコアを叩き出しており、現在世界1位の座にいるのだが、あえてサウンド面を推していきたい。

 本体には3.5mmのイヤホンジャックは用意されておらず、イヤホンを使う場合は本体底面のType-Cポートを使用する。製品にはType-Cポートに直接させるイヤホン「HTC Uソニック・ハイレゾ(U Sonic)」が同梱されているため、イヤホンを別途購入する必要がないのはうれしい。同梱されているイヤホンはハイレゾ対応で、アクティブノイズキャンセル機能にも対応。外出先で騒音が多い場所でもハイレゾの高音質が楽しめる。

 またUソニック・ハイレゾは、ユーザーの耳の中の形状を検知して、自動で音響を調整する機能を搭載し、その人の耳にあったイコライジングで再生してくれる。

 ちなみにType-Cを通常の3.5mmイヤホンジャックへと変換するアダプターも同梱されるので、普段使っているイヤホンを使いたいというユーザーも問題なし。ただしハイレゾやノイズキャンセリング、音響調整といった機能はUソニック・ハイレゾ使用時のみの対応となっている。

 イヤホンでの再生だけでなく、本体の「BoomSound Hi-Fiスピーカー」も非常に優秀。本体上部のスピーカーは、高音と中音領域に強いアコースティックチャンバーを採用したツイーター。逆に本体下部は低音域に強いウーハースピーカーを搭載。低音域から高音域までしっかりと出力できるようになっています。

 記者にとって必須機能の録音機能も強化されており、本体に4つのマイクを装備し360度で集音できる「3Dマイク機能」が採用されている。3Dマイク機能は動画でのみ有効となるが、抜群のサラウンド効果が期待できるほか、ズームを使うとその方向を中心に集音してくれる。

 ガラスパネルのデザインやエッジ・センスの先進性に目がいきがちだが、音楽や動画を楽しむためのスマホという点では間違いなく最強のモデルだ。

U11
本体を握って操作する「エッジ・センス」を装備
U11
背面はガラス素材を採用し、見る角度によって色が変わる
U11
付属のType-C接続イヤホン「Uソニック・ハイレゾ」はこのように使う
U11
カメラベンチマークのDxOにて世界最高スコアを記録したU11のカメラ
U11
U11
ハードキーは端末右側面のみ。音量キーと電源キーのみなのでわかりやすい
U11
U11
SIMトレイは上部にある。下部にはUSB Type-Cの端子があるだけで、イヤホンジャックは見当たらない

夏のコスパ最強キャリアスマホはコレ!
ドコモ/富士通「arrows Be F-05J」

Be

 ドコモの新しい購入サポートプラン「docomo with」が利用可能なモデル。docomo withは毎月1500円の割り引きが料金プランから受けられるが、2年間といった期限はなく、同一の契約ならずっと割り引きが受けられる。「arrows Be F-05J」はドコモオンラインショップなら本体価格が2万8512円なので、19ヵ月ほどで実質0円に。それ以上の期間を使えばさらにおトクなるというわけだ。ちなみに量販店などではすでに一括9800円で販売しているケースもあり、端末価格を抑えられるならさらにおトクになる。

 CPUはMSM8916(1.2GHz、クアッドコア)で、メモリーは2GB、内蔵ストレージは16GBといわゆるミドルレンジのスペックだが、ワンセグやおサイフケータイといった国内サービスに対応している。

 さらにMIL規格の14項目に準拠しており、防水・防塵だけでなく、耐衝撃や塩水耐久、高温低温にも対応。本体側面は金属素材を採用し、落下時などの衝撃がガラス面に伝わりにくく、さらにガラス周囲の縁が0.3mm高くなっているので、画面が直接地面に当たりにくくなっているといった工夫もされている。アウトドアなどハードな環境でも安心して使用できる。

 低価格ながら長くしっかりと使える仕様で、コストパフォーマンスはまさに最強。キャリアモデルでコストを抑えて維持したいというユーザーにはピッタリだ。

一括価格
2万8512円
カケホーダイライトプラン基本料/月
1700円
spモード/月
300円
データSパック(2GB)/月
3500円
docomo with/月
-1500円
ずっとドコモ割(15年以上)/月
-600円
月々の利用料金合計
3400円
Be
Be
本体側面は金属フレームで剛性を高めている。MIL規格にも対応しているので、タフネスなスマホだ
Be
Be
5型(720×1280ドット)ディスプレーで手になじみやすいサイズ。縁が若干高く、ガラス面を保護する役割を果たしている
Be
Be
上部にはワンセグのアンテナとイヤホンジャック、下部にはmicroUSB端子やマイクなどがある
Be
本体にワンセグ用のアンテナを搭載しているので、単体で視聴可能