[東京 29日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点とほぼ同水準の112.25/27円だった。ユーロや英ポンドなどに関心が集まり、材料に乏しいドル/円は動きづらかった。ユーロは欧州中央銀行(ECB)の緩和縮小観測を背景に1.14ドル台に上昇、約1年ぶりの高値をつけた。

ドル/円は朝方に高値112.49円をつけた後、日経平均の上げ幅縮小などを眺めてじりじり値を下げた。午前11時前に111.16円まで下押ししたが、同水準で下げ渋った。

午前はユーロ買いの流れが強まった。前日は関係筋の話としてECBの緩和縮小観測の「火消し」に回るような発言が伝わり急落したが、ドラギ総裁からの発言ではなかったことから買い戻された。「遅かれ早かれ緩和縮小に向かうとの見方は多く、ユーロは買われやすい」(外為アナリスト)との声が出ていた。

ユーロ/ドルは一時1.1420ドルまで上昇し、2016年6月24日以来約1年ぶりの高値をつけた。

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