[ベルリン 29日 ロイター] - ドイツの市場調査グループGfKが発表した7月の消費者信頼感指数は10.6となり、2001年10月以来約16年ぶりの高水準となった。ロイターがまとめた予想(10.4)を上回った。

前月は10.4だった。

GfKによると、ドイツの堅調な労働市場が引き続き消費と成長を押し上げる中、所得見通しは1990年の東西ドイツ統一以来の高水準となった。

GfKの調査担当者ロルフ・ビュルクル氏は声明で「所得の伸びのポジティブな見通しは、主に労働市場の好調な状況に基づくものだ」と指摘。「雇用の伸びは引き続き著しく、今年の雇用者数の増加は50万人超となる見込みだ」とした。

経済見通しを示すサブ指数はほぼ3年ぶり高水準となった。

ビュルクル氏は「世界経済のリスクにもかかわらず、消費者はドイツの景気が勢いを増しているとみている」とした。ユーロの下落、原油安、欧州中央銀行(ECB)の拡張的政策を背景に、経済のエンジンが引き続き加速している、との見解を示した。

このほか、米国の貿易制限の可能性や英国の欧州連合(EU)離脱を巡る英国とEUの交渉によるリスクは、消費者に影響を与えていないようだと述べた。

調査は約2000人を対象に行われた。