[ベルリン 29日 ロイター] - イタリアのパドアン財務相は、地方銀行2行の破綻処理コストについて、2008年の金融危機後にドイツや英国が金融セクターに注入した資金に比べると大したことはない、との見解を示した。

ドイツ誌への寄稿で同財務相は、170億ユーロにも上るとみられる処理コストにもかかわらず2行を破綻させたことについて、ヴェネト州の経済を救うためにも必要だったと指摘した。

ドイツなどが批判している今回の破綻スキームは、投資家ではなく国のコスト負担が大きい。

これは欧州での銀行同盟の精神に反しているが、財務相はドイツや英国を名指しして「多くの国が納税者の膨大な資金を銀行セクターの安定に投じた後に銀行同盟は考案された」と述べた。