[ウィルミントン(米デラウェア州)/ボストン 29日 ロイター] - 経営破綻した米家電チェーン、ラジオシャックの債権者は29日、ソフトバンク<9984.T>傘下の米携帯電話大手スプリント<S.N>がラジオシャックとの提携を通じて得た情報を利用して競合店を開き、ラジオシャックの再建を妨げたとして、損害賠償を求める訴えを起こした。

ラジオシャックは2015年に破産法適用を申請したが、その後約1400の店舗をスプリントとの共同ブランド店に衣替えすることで合意、再建を目指した。しかし、今年3月に再び破産法の適用を申請した。

ラジオシャックの無担保債権者委員会は、スプリントがラジオシャックとの契約に違反したとして5億ドルの損害賠償を求めている。

債権者は、スプリントが自社の財務上の理由から在庫やスタッフを店舗に提供する義務を果たさなかったと主張している。

また、スプリントが2016年に、ラジオシャックから得た内部情報を利用してラジオシャックの優良店舗の近くに200の競合店を開き、ラジオシャックの再建を阻んだと主張、約6000人の従業員が職を失ったとしている。

スプリントの広報担当者は、債権者の訴えに対し強い姿勢で戦う考えを示した。