[東京 30日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比219円42銭安の2万0000円88銭となり、大幅反落した。前日の米国株安を嫌気した売りが優勢となり、取引時間中としては6月19日以来、9営業日ぶりに2万円の大台を下回る場面があった。

一時270円超安となった後、押し目買いで下げ渋る動きをみせたが、前場後半にドル安/円高が進行すると再び軟化。前引け直前に下げ幅を急速に縮めるなど、荒い動きとなった。

TOPIXも反落。下落率は日経平均が1.09%と、TOPIX(0.88%)を上回った。米長期金利の上昇を受け、メガバンクが小幅に上昇。業種別では鉱業、鉄鋼、銀行、保険の4業種が値上がりした。半面、下落率ではその他製品がトップ。食料品など内需の一角も上位に入った。

東証1部の午前の売買代金は1兆2508億円。日経平均ボラティリティー指数<.JNIV>は一時15ポイント後半まで急上昇し、5月24日以来、1カ月ぶりの高水準を付けた。

日経平均は25日移動平均線(1万9999円29銭=30日前場)をわずかに上回って前引けとなった。「5月下旬や6月中旬と同様、25日線近辺で下げ止まるだろうとの見方が出ている。米国株は大して調整が進んだ訳ではないが、来週は米経済指標の発表が相次ぐため、動きにくい局面が続きそう」(証券ジャパン・調査情報部長の大谷正之氏)との声が出ていた。

東証1部の騰落数は、値上がり357銘柄に対し、値下がりが1536銘柄、変わらずが128銘柄だった。