[東京 30日 ロイター] - 正午のドル/円は、前日ニューヨーク市場午後5時時点と比べ、ドル安/円高の111.82/84円だった。週末・月末・四半期末に関連したフローが交錯して112円ちょうどを挟んだもみ合いが続いたが、正午前には111円後半で上値が重くなった。

朝方には日経平均株価が200円超安となったが、おおむね想定の範囲内とされ、ドル/円は株価の寄り付き後、一時112.14円に上昇した。

ただ、上昇の勢いは続かなかった。仲値公示にかけて実需筋のドル買いも観測されながらもじり安で推移。112円ちょうどを挟んだもみ合いが続いた。正午にかけて一時111.73円に下押しされた後は、上値が重くなった。

午前は「テーマがあるというより、月末・四半期末のフローが錯綜し、相場が振らされた印象」(邦銀)との声が聞かれた。前日高値112円後半では売られやすく、111円後半では押し目買いが出やすい、とみられている。

日本の消費者物価指数が発表されたが、相場反応は限られ「日銀政策への思惑を高めるような数字ではなかった」(外銀)との声が出ていた。

中国の製造業・非製造業PMIがそれぞれ景気拡大・悪化の境目となる50を上回った上、前月から上昇したと発表され、豪ドル/米ドルや豪ドル/円はそれぞれ一時、強含んだ。