[フランクフルト 4日 ロイター] - カナダ銀行(中央銀行)のポロズ総裁は、国内のインフレ率について、2018年前半までにはしっかりと上昇軌道に乗っているとの見通しを示すとともに、政策正常化は物価上昇率が目標に達成する前に開始しなければならないとの考えを明らかにした。

4日付の独経済紙ハンデルスブラットが総裁の発言として報じた。

総裁は「インフレだけを眺め、反応していたら、インフレ目標には決してたどりつけない。われわれは常に反応が2年間後手に回るだろう」と指摘。

「従ってわれわれは、インフレを予測するモデルの他の指標も見る必要がある」と述べ、目標達成前であっても政策正常化が適切なことを示唆した。

総裁は、カナダの産出量ギャップが18年前半に接近する可能性が高く、それまでにインフレが十分に上昇軌道に乗っていることを示していると述べた。

原油価格については、一時下落したものの、バレル40─50ドルの水準であれば、差し当たり「大きな問題ではない」との見解を示した。