[ローマ 4日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は4日、ユーロ圏のインフレの継続的な回復はECBの緩和的な金融政策に大きく依存しているとの考えを示した。  

プラート専務理事はローマで行われたイベントで、ユーロ圏の経済成長は力強さを増しており、投資リターンの増加につながると指摘。これにより借り入れの魅力が増し、ECBの金融刺激策が強化されるとの考えを示した。

ただ超緩和的な金融政策は依然として必要との慎重な見方も表明。「将来的なインフレの基調的シナリオは、非常に緩和的な金融状況に大きく依存する。こうした金融状況はおおむね、現行の緩和的な金融政策スタンスに依存している」と述べた。

ドラギ総裁は前週、ECBは政策を微調整する可能性があると示唆。市場はこれに大きく反応し、ユーロ相場のほかユーロ圏国債の利回りが上昇、ECB当局者が市場の安定化に努めた経緯がある。