[東京 5日 ロイター] - 財務省は5日、2016年度の国の一般会計決算見込み額を正式発表した。税収は55兆4686億円と、リーマン・ショック後の09年度以来7年ぶりに前年実績を下回った。歳出入の差額に復興分を加えた「純剰余金」は3782億円だった。

税収の主な内訳は、所得税17兆6111億円、法人税10兆3289億円、消費税17兆2282億円。昨年12月の補正後予算額からは所得税が989億円、法人税が8071億円それぞれ減収となった。15年度決算との比較では、消費税を含めた「基幹3税」がそろって減収となった。

一般会計決算は、歳出で予備費2680億円、国債費2495億円、その他1兆0155億円の計1兆5331億円の「使い残し」を計上した。

歳入では、税収のほか国債発行の1兆円の減額に、税外収入2325億円を差し引き1兆1588億円を減額計上。国債償還や補正予算の財源となる剰余金は2年連続で数千億円の規模にとどまった。

(梅川崇)