[ドバイ/イスタンブール 5日 ロイター] - 米政府は、エミレーツ航空[EMIRA.UL]とトルコ航空が運航するアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ、トルコのイスタンブールからの米国便について、ノート型パソコンなど電子機器の機内持ち込みを禁止する措置を解除した。両社が5日、発表した。

米政府は2日にエティハド航空が運航するUAEの首都アブダビ発の米国便についてパソコンの機内持ち込みを解禁したばかり。

エミレーツ航空の広報担当者は、ドバイ国際空港からの米国便に関し、米国が前週公表した新たな保安強化策が講じられたため解禁となったと説明した。 中東最大の航空会社である同社はドバイ発の米国直行便を唯一運航しているが、トランプ米政権が導入した同禁止措置で米国便の需要が低下したことから運航する米国12都市のうち5都市で便数を減らしていた。

イスタンブール発の米国直行便はトルコ航空のみが運航している。

米運輸保安局(TSA)の報道官によると、エミレーツ、カタール航空、トルコ航空の3社はTSAに保安強化策を講じる意向を示したうえで、機内持ち込み解禁に向けた手続きを開始。米運輸当局者らは5日、同3社を訪れ、安全策が講じられたかを調査するという。

カタール航空はエティハド航空に対する禁止措置が解除されてから、コメントしていない。

米国は3月、電子機器に爆弾を仕込んで機内に持ち込まれる可能性があるとして、エジプト、モロッコ、ヨルダン、UAE、サウジアラビア、クウェート、カタール、トルコ国内の10空港からの米国便について、パソコンの機内持ち込みを禁止した。

国営サウジ通信(SPA)は先に、サウジアラビア航空がジッダ、リヤドの各都市からの米国便について、同禁止措置が今月19日までに解除されることを見込んでいると報じている。

一方、トルコ航空のビラル・エクシ最高経営責任者(CEO)はツイッターで、英国への運航便についても同様の禁止措置が近く解除される見通しだと表明した。

トルコのアルスラン運輸相は記者団に、英国が1週間内に技術チームをトルコに派遣し、評価を行うと明かしたうえで、「禁止措置が解除されると確信している」とした。

英国の禁止措置はドバイとアブダビからの便には適用されていない。

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