[ロンドン 5日 ロイター] - マークイットとCIPSが5日発表した6月の英サービス部門購買担当者景気指数(PMI)は、4カ月ぶり低水準の53.4に低下した。企業の景気見通しも約1年ぶりの水準に悪化した。

5月は53.8だった。ロイターのエコノミスト予想の53.5も小幅に下回った。

景気の見通しも、欧州連合(EU)離脱を決めた直後の昨年7月以来最も弱い水準に低下した。新規受注の伸びは9カ月ぶりの低水準だった。

IHSマークイットのエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「経済が第3・四半期に失速するのは明らかだ」と述べた。

製造、建設、サービスをカバーする全セクターのPMIは53.9で、5月の54.5を下回って4カ月ぶりの低水準となった。

イングランド銀行(英中銀)金融政策委員会のマイケル・ソーンダーズ委員は4日、消費の減速は投資と輸出で相殺されると確信しているとし、英国の家計は金利上昇に備える必要があるとの考えを示した。

JPモルガンのエコノミスト、アラン・モンクス氏は「しかし、最新のPMIはこうした考えに冷や水を浴びせている。実際のところ、欧州の幅広いPMIがかなり力強くなっているのに対し、英国のPMIが低迷しているのは注目に値する」と述べた。